然るべき国家観なしの「その場対応実務者」が総理である悲劇  (補足付)

言いたいことは標題の通りです。 大戦前の国内になぞらえると、特高(特別高等警察)の叩き上げ警部補や旧陸軍の憲兵准尉殿が総理になってしまった、ということです(注)。 この辺をそれとなく表現しているのが佐藤優氏の記事:「菅総理がじんわりと怖いの…

十年一日の如しー2:対中問題

先だっての中国共産党の結党100周年記念式典で、現代の毛沢東こと習近平が放漫極まりない長演説をしたことが世界中で報じられています。自国の現状と将来をギンギラギンに持ち上げて誇るとともに、欧米(日?)の民主主義諸国に対しては以下のように吠え立て…

十年一日の如しー1:オリパラ

約5年前に記した記事の再掲です。コロナ疫や諸事情の小変化はあっても、我が国に対する客観的な基本認識はまったく同じです。 https://benrathseit1990.hatenablog.com/entry27753583 追記(24.07.21):直前、開会、その後とまさしく「IOC・JOC・実行委の…

根底が「十年一日の如し」の母国

母国の過去約10年を振り返ってみると、表層の出来事や問題は種々の変化に富んでいるように見えても、表層下では同質の事項を繰り返しているだけだとつくづく感じます。 例えば、旧Yahoo時代から書いたブログ記事を眺めてみると、母国内で起きている事象の根…

相変わらずの日本にウンザリ

この1年強、コロナ疫下での安全確保と本務実行に忙殺されたこと、また外から見る「日本の相変わらずさ」にウンザリし、和文ブログの更新意欲を失っていました。 防衛・安全保障・内政・外交・陸海空の必要インフラ整備増強、これらの課題実行と目的成就に不…

総裁選

かねがね「首相・総理としての政治家が安倍氏しかいないこと」を懸念し、日本の政治分野における貧困と将来への悲劇と見てきました。 この観点からすると、現在進行中の総裁選は、「帯に短く襷に長い1名」と「帯にも襷にも短い2名」の共演と見えます。 3…

習近平・中国の「トロイの木馬・オオカミ外交」への強い懸念

年長畏友によれば、NHK以下のマスコミは武漢疫に関してすら、米・中を是々非々的に扱うならまだましで、多くがトランプ対中発言を批判的に報じているとのこと。武漢疫の国内蔓延後、支那が「連日、尖閣海域を侵犯し、漁船を追い回し、日本側が支那を侵犯した…

武漢ウイルスに対峙する政治リーダー達の資質における彼我の相異に驚きと懸念:結局は国民自体の性格と社会性の相異か

経済財務官僚上がりの担当大臣が「対処」する高度に官僚的な防疫・医療・経済施策の貧困性を強く感じ、危惧します。如何にも御身・御家大事をこととする“優等官僚”らしい、目先細やかで緻密な様子見的でかつ’用心深く’逐次的な対処(念頭にあるのは対安倍総…

厚労省および同大臣の恥ずかしいほどのユルフン(随時加筆中)

下記記事にある厚労省の発信内容と現況を客観的に比較してみれば、同省が極めて甘い楽観論の下に初動を間違ったのは明らかでしょう。 https://www.jiji.com/sp/article?k=2020011600658 クルーズ船の検疫時、「医務官は防護服着用なのに船内同行の事務官は平…

国内特定番組が垂れ流す罪深い「新型肺炎・同ウイルス」コメント

Ponko氏ブログの下記記事で、国内向け大衆(報道解説?)番組で、一面的で具体的根拠のないイイチャラカンand/or特定の政治思想に傾斜した解説・コメント・放言がなされていることを知りました。 http://ponko69.blog118.fc2.com/blog-entry-5652.html#comme…

「新型肺炎ウイルス」が示す重大懸念事項

中国で猖獗している新型肺炎ウイルスの件、二重の意味で日本にとっての極めて大きな懸念事項と考えます。 一つはこの新型肺炎ウイルス自体の国内侵入です。もう一つは「東京五輪まで半年 万難を排し大会の成功を(産経)」などと鼓吹されてきている日本で、…

文某大統領と同一党が夢見る南北統一と日本

文某大統領が「北朝鮮との経済協力(更には南北統一)で日本に追い越す」と宣言しているとのこと、失笑・哄笑と同時に、幾つかの懸念事項が一日本人としての私の頭を過ぎります。 先ずは失笑・哄笑の要因です。 韓国並びに日本では、「南北朝鮮統一(夢想」…

<対韓緊急提言>ビザなし入国の早急停止:対日報復テロ活動の抑止

欧州でも報じられていることおよび畏友とnetから知る客観状況から見て、韓国人のビザなし入国を早急に停止する必要があると考えます。理由を以下に列記します。一項目でも該当する国に対しては相応の用心と措置を採る、というのが先進諸国では普通です。 1…

(随時補筆加筆)韓国のホワイト国指定解除:対外説明・宣伝が不可欠、怠ればまたしても煮え湯

今回の件、ここまで韓国のウソ出鱈目放題の増長を放置・誘引したのが他ならぬ日本政府(注1)・日韓議連の国会議員連中・主要マスコミ・相当部分の大衆であることを忘れると、煮え湯を飲まされるであろうと危惧します。 煮え湯を飲ませて来るのは韓国自体では…

「科学技術立国」の空洞化と崩壊

多くの日本人ノーベル賞受賞者の方々が警告されてきた現象が目に見えて「本格化」しつつあります。周囲を客観的かつマクロ的に観察できる国内の理系研究者や大学教員の方達も気付いてらっしゃると思います。 以下は軍事評論家・佐藤守氏のブログ記事「資料か…

おままごと防衛:国民大衆と国と防衛省

今見た産経WEBの記事標題で明らかですね。 南西防衛に異常事態、宮古島から弾薬撤去 陸自隊員「どう戦えば 東海省になるまで、そう長いことはないでしょう、残念至極ですが。

議員辞任が当然の塚田一郎(国交通副大臣)

国交副大臣・塚田某のヨガリ忖度発言の件、国会議員・大臣政務官等やらそれを選出する大衆のお粗末さを立証するような阿呆事件ですね(その意味は下記*を参照下さい)。 即座の副大臣辞任は当たり前で、即刻、議員辞職すべき事案と考えます。 (多少はマシ…

徹底的に反論かつ対外宣伝すべき「虚偽の低空威嚇飛行」:怠れば対外宣伝戦で苦杯必至

1.「低空威嚇飛行非難」の韓国側意図:虚偽整合性の定着と宣伝戦 自衛隊機への火気管制レーダー照射に関する嘘説明を二転三転させた韓国は、同件については最終的に、『「自衛隊機の低空威嚇飛行」で対日非難プラス対諸外国宣伝を行う』との方針を決めた…

能動的かつ複合的な「非韓三原則」の実行が必要

今の韓国に対しては、経済制裁に加えて渡航ビザ不要措置の廃止さらに状況仁応じてはビザ発給停止や大使召還を組み合わせた複合・能動的な非韓三原則を採るべきです。韓国がやらかしてきた対外虚偽広報を遥かに上回る対外広報も不可欠です。 その一環として、…

特亜国事案に関する毎日・朝日等の論調原則(笑)

自衛隊機へのロックオン・レーダー照射をめぐって、朝日やら毎日は例によっての論評と主張を繰り広げているそうですね。 (PONKO氏ブログ記事:https://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/43211715.html) 朝日・毎日等(含関連TV局)の言い草は予想通りなので…

日本・外務省も早く出せ「ロックオン事案の複数言語説明」

政府・外務省は標題・文字通りのことに即刻着手せよ! 「大人気ない」などと従来通りのボンクラ対応をしていると、従軍慰安婦、世界遺産、徴用工問題等々と同じことになってしまうのが必定。

自衛隊機へのロックオン:性格の悪さ丸出しの対日敵対国家の行動

今回の仕業と言い草は「韓国」という国の救いがたい阿呆さ加減と性格の悪さをよく表していますね。韓国軍内に従北勢力が浸透している、ということでもあるでしょう。 「日韓の”軍関係”は良かった」そうですが、何トロいことを! 韓国政府が「日本は同盟国で…

「改悪」入管法の意味:日本は今後「特亜式人治主義」で移民問題を扱う

これで、今後の移民問題については「疎漏かつ骨抜きのハードローの下に、その場限りの(状況と利害に沿った)ソフトローで実状対応を行う」ことになりました。要するに、「実質的な中身のない改悪法を表紙にして、その名の下に現実対応は省令の類で場当たり…

入管法”改正”の強行は参院選を左右し、「憲法改正」は霧散する!

この問題は、来年の参院選の行方を(悪く)左右するでしょう。 今回の入管法改正案=外国人労働者受け入れ(事実上の移民)容認促進法案については、如何に芸能スポーツ狂いのお気楽大衆といえども、この法案の唐突・拙速さと穴だらけであること、さらにドイ…

お粗末極まる諸法体系下での「外国人労働者受け入れ」に反対する!

外国人に関わるありとあらゆる法体系のお粗末さを糊塗しただけでの「外国人受け入れ」は今後の日本を崩壊させるでしょう。私は絶対に反対です! 伝え聞く今国会の政府案の概況を見ると、「長期滞在外国人労働者≒実質上の移民」を受け入れられる体制には到底…

日中関係改善? 「慰安婦合意と同じ轍をまたもや踏まないように」と念ずるしかないのか!

言いたいことのポイントは標題で尽きています。 現政権は近年の自民党政権では各段に良く、細川政権や旧民主党政権とでは「月とすっぽん」どころか、「月とマイクロ微粒子」ほどに違うと考えます。しかし、裏に経済団体(経団連・経済同友会等)の強い要求が…

それ見たことか! 「慰安婦合意」の末路

3年弱前の「合意」直後に予想した通りになってしまいました。 https://blogs.yahoo.co.jp/benrathab1990/27182807.html この合意を行った政治家・外務官僚は末代までの同胞を汚した責任を免れ得ないし、この合意をもて囃した日本特有の報道屋・学者屋・評論…

アスリート第一だア? ふざけるな、国民第一だ! 巨費と人力の蕩尽を止めよ!

今年の夏の酷暑と激甚災害の連続、オリ・パラへの巨費投入判明(現時点で国費8,000億円超・都費2兆円超)、当の「スポーツ界」とやらの内情の低劣・愚劣さの相次ぐ表出はまさしく2020年への強い警告と捉えるべきでしょう。さらに、日本が密接に関わり影響を…

これでもまだ待望の「2020東京オリンピック」なのですか?

伝えられる西日本豪雨とそれによる災害のひどさ、さらに日本全国にわたる酷暑とその被害に関する報道を見ていると、標題の感想に辿りつきます。 国費・自治体予算を投入すべきは愚にもつかない国際運動会ではないでしょう。かねてよりの私の考えについては以…

佐瀬昌盛氏の正論の浅薄さに驚く・・というか馬脚露呈か

時間がなく、母国の太平楽に付き合い切れないためにご無沙汰していました。 7月11日付のweb版に出ていた佐瀬昌盛の正論は後者の典型例でした。 依然として忙しくて時間がないために、詳細は後日述べたく思いますが、この方の「欧州事情に疎いこと、語句等…