福島第1原発３号機はプルサーマル原発であるとの指摘が友人からあり、その事実をアクセス可能なonline情報で確認しました。このことは、3号 機に関係する放射性物質が通常の二酸化ウラン燃料の原発と比べて格段に汚いことを意味します。その３号機について、…

国内報道のOnline版を見ていても、待てど暮らせど、官首相以下の政府が本来強力に打ち出して行くべき、「国民を団結させ、臨機応変に対応策を見出し、官僚機構と協力する手腕とこれに基づく国家的手段の起動（古森義久氏による米紙指摘：http://komoriy.iza.…

我らが首相は東工大応物学卒（たかが）の経歴をもって原発問題に閣内で最も詳しいと自己規定し、独善的な諸言動に及んでいるそうですね。 この種の人物については、学生時代に読んだ第二次大戦関係の記録や諸著書を思い出します。学経歴を根拠に司令部内にお…

「Online版では出ていないだろう、面白いぜ」と、前出の友人がスキャンして送ってくれました。以下は、朝日のオピニオン記事「3.11」に出た御厨貴氏（先端研教授）の発言の第7パラグラフです。 管政権の初動は良かった。かつて自民党は自然災害に直面しても…

読売の日本時間15日早朝付けonline記事「菅政権の政治主導演出へのこだわり、混乱を増幅」を見て、前回述べた危惧が当たってしまったことを知りました。同記事の小見出しが連中の言う「しっかり対応」の実状がいかなるものかを端的に言い表しています：曰く…

これまた前記畏友のメールにあった事象に対して抱いた不安です。 管氏や枝野氏が会見の都度、例によっての「しっかり」なる修飾語を頻用しているそうですね。野党時代から民主党のご一同が愛用してきた語で、鳩山政権以降は、使用頻度が一層増しています。具…

以下、年長の畏友からのメールに書いてあった事象の紹介です。母国の皆様もごらんになって気付かれましたか？ 日本時間１２日夕方以来、震災対応や東電福島の件で、枝野官房長官が幾度も会見を行ったのですが、出てくる度にいかにも「防災服の着こなし」を気…

前原氏は管総理に「①法的問題がなくとも、②政治的責任を取りたい」と強く述べたそうですね。最近、民主党の中堅・若手連中が苦し紛れに多用するようになってきた構造の台詞です。私は以下のように解釈しています。 彼の台詞の前半①は反事実の曖昧化修辞法と…

離日する日が近づきました。残された時間で今次帰国の感想を記します。 尖閣漁船事件以降の諸事象を見ていると、（１）昨今の我が国では支那を生態学でいうところの制限要因（生態学用語：それなしでは存続できない）と見なすのが一般的風潮となっていること…