総裁選

かねがね「首相・総理としての政治家が安倍氏しかいないこと」を懸念し、日本の政治分野における貧困と将来への悲劇と見てきました。

この観点からすると、現在進行中の総裁選は、「帯に短く襷に長い1名」と「帯にも襷にも短い2名」の共演と見えます。

3名に共通した「帯の短さ」は対外政策の力量です。

「帯に短く襷に長い1名」の帯の実効長さは、対米関係と対中への長・中期的でかつ実効的な諸対策・対処の有無で試され、明らかになるでしょう。いきなりそれが本番で問われることが、この人物に対して私が持つ最大の懸念です。

後者2名の「帯」は下記のようで、「襷(国内政策)」にも短いお粗末さとしか見えません。初等中等教育の「読書感想文」みたいなスローガンをよくぞまあ恥ずかしげもなく掲げるものだと呆れます。こんな2名が「総裁選ご出馬」となる凄まじさには唖然とするしかありません。

その2名中の1名は、今や北朝鮮の新旧独裁者に類似の体型・風貌となった人物で、西欧式観点では絵に描いたような裏切り者(Verräter, Traitor)。同人が信仰の宗教伝承に準えればイスカリオテのユダἸούδας Ἰσκαριώθ)の類と私は見なしています。

もう一方の1名は、「外交に実績・自信あり」と自認しているそうですが、日韓問題一つとっても、無惨な結果しか残していません。以下の記事に記したことからも、日韓慰安婦合意やら軍艦島世界遺産登録の際の文書(英文)すら見ていなかったことが明らかです。

https://benrathseit1990.hatenablog.com/entry/27182807

 https://benrathseit1990.hatenablog.com/entry/26806089

役人の上に乗っかって、経歴を残したいだけの平時向けで無能・間抜けな外務大臣