ヴァイツゼッカー演説(1985)の「つまみ食い煽動」に騙されませぬように!

ヴァイツゼッカー大統領の演説(1985)について、国内では、都合の良いところのみを「つまみ食い」した要約を我が国に当てはめ、牽強付会することが特定マスコミ・評論屋・市民の間で流行っているようですね。大方の国民もこれに靡いているとか・・・。
 
上記の演説文書は、全文を注意深く読んだ上で特定マスコミ他の主張と比較検討すべきと思います(できれば大統領府掲載の原文*ないし公式英訳**)。特定マスコミ・評論屋・市民といった輩が何をつまみ食いし、何を伏せている(朝日・毎日ならびに特亜国の得意技!)かが良く分かります。
 
朝毎等が避けて通る部分として、例えば以下が典型的ですね。

Der ganz überwiegende Teil unserer heutigen Bevölkerung war zur

damaligen Zeit entweder im Kindesalter oder noch gar nicht geboren.

Sie können nicht eine eigene Schuld bekennen für Taten, die sie
gar nicht begangen haben. (我々の今日の人口で圧倒的優位を占める人々は、当時、幼年期あるいは生まれていなかった。その人々は犯してもいなかった行為に対する自らの罪を告解することはできない。
要するに、「当時子供ないしは生まれていなかった今日の圧倒的多数の人々は、犯してもいない罪について告解することはできない」ということです。)
 

Schuld oder Unschuld eines ganzen Volkes gibt es nicht. Schuld ist, wie

Unschuld, nicht kollektiv, sondern persönlich.(民族全体の罪あるいは無実は存在しない。罪とは、無罪と同じく、集団的なものではなく、個人的なものである)。
 
こうした部分は、特定マスコミ等とそれらに依拠した感想・意見・主張では敢えて無視されているようです(そもそも読んでいないのでしょう)。こうしたことこそ、歴史に学ばない恥ずべき状態と思われます(戦前マスコミの虚偽・つまみ食い宣撫・それに煽られてしまった民衆)。