強い主観性と浅慮:客観的事実を知って・考えるのが面倒な日本人

外から見ていて、国民一般の強い主観性と浅慮という戦前と同じ間違い(左翼屋さんの言う意味とは全く異なりますよ、念のため)を犯しそうな日本(人)に大きな危惧を覚えています。同時に、嘗て民主党政権を選択した約80%の大衆の方達の「相変わらずさ」には、同胞ながら「もう付き合い切れねえや!」の気分です。

客観的事実の把握をしようとする教育もなく、環境もなく、自己訓練の意志もないために、大人・若人・子供が何れも目先のことだけに流されて行き、然るべきこととを「考えない」日本人。と思っていたら、古田博司氏が図星の指摘をされていました。
http://www.sankei.com/column/news/170726/clm1707260005-n1.html
何も文系・大学人ばかりじゃありませんよ。世の中の全体的風潮!

たまたま帰省して視るNHKですら、ニュースと天気予報以外、殆ど全ての番組に芸能・スポーツ屋が必ず盤踞していますね。そうして連中は、馬鹿な茶々を入れ、混ぜっ返してS/N比をひたすら下げ、何ら憚ることなく嬌声を上げ、政治・経済・外交・安全保障・科学技術・哲学宗教・・相手に偉そうなことをコメントさえしているではありませんか。
 
このような芸能・スポーツ屋の跋扈には驚きますが、「皆様のNHK」ですから、この放送状況は視聴者が望んでいるのでしょう。民放を見ても、CMが加わるだけで全く同じ状況。要するに、多くの日本人は多少の客観的事実を調べ・知って・考えるのが面倒くさいのでしょう。

それ故、断片のつまみ食いを望み、断片だけから得られる結論やら“落としどころ”を上記の輩から示唆・教唆・注入して貰って、一応の「事情通」になりたいという次第。
 
私の知る限り、先進民主主義国でこんな阿呆な国は他にないですよ。跋扈する低質マスコミと芸能スポーツ屋に容易に煽られてしまう。こうした衆の気質・民度は韓国そっくりです。害意のある外国からすれば、さぞかし扇動し易いと見える筈です。web経由でマスメディアの現況を調べると、異様な偏向・扇情“報道“ぶりですので、実際に外国機関がそうしているのでしょう。定着して、巣くってしまうと対策困難で根絶がまず不可能に近いのは「ヒアリや噛み付き亀」だけではありませんよ。


メディアの扇動・扇情に追従する現況につくづく愛想が尽きました。非常に残念ですが、「これで何とかなってきた“幸運”」は早晩尽きると思います。