米国の挙動も要注意:煮え湯を飲まされる可能性への懸念

 再度断っておきます: 現状における日本の防衛には日米安保が不可欠と私は考えています。その上での懸念です。
  米日韓の防衛共同は東アジア地域における米国の安全保障戦略の要です。そのためには小の虫(竹島等に関する日・韓それぞれの内・外への政治的意志)を殺して大の虫(東アジア安保)を活かそうとするのが当然です。この場合、「日・韓小の虫のうちで、どちらがより小の虫であるか」の判断によって、「より小の虫 の方にならぬ堪忍でも強要する」手に出る筈です。その判断に際して勘案するのは、当該国政府への説得(=脅しと強要)のしやすさ、米国内における当該国系市民の 政治力、この問題に対する当該国民の意識・意志・アピール状況等でしょう。無理が通れば道理が引っ込むのです。このようなことは、然るべき記述が残ってい古代ギリシャ時代以来の歴史的教訓でしょう。

こうして日・韓関 係を見た場合、どちらがより小の虫か明らかです。大人の態度、より大きな利益のため云々・・と日本側がならぬ堪忍を強いられる事態が目に浮かびます。1965日韓基本条約の際も、当時の極東情勢から、竹島を棚上げして条約締結を急げ、との米国の意向がありましたし、今回も同様です。
しかし 米国がやり口を間違えると、反韓中感情の尻っ端が反米気運に転化され(NHKTBS・アサヒ等が芸人タレントまでも動員してその方向に誘導するでしょ う)、特亜諸国(当然含韓国)を痛く悦ばせる事態が引き起こされるでしょう。日本人よ、芸能スポーツ狂いはいい加減にして、現状を直視し、怒るべきことには怒ら ないと、とことん押し込まれますよ。