宗教ですら異形と化す某半島国家

中韓の対日姿勢を知るたびに、福沢諭吉の「悪友(=中・韓朝)を親しむ者は、共に悪名を免かるべからず」を思い出します(注1)。表題は、このうちの「韓」のことです。日本国内の保守派の方々の一部が、リ・ミョンバク前大統領の「竹島上陸+日本への悪口雑言」の直前まで、「中国と韓国の対日観は分けて考えるべき」と言っておられたようですが、今はどうなっているのでしょうか。「日本と民族的にも感情的にも文化的にも似ている」などと、非合理なことを主張する方々がいるようですが、私は「物事も知らずに、何を馬鹿な!」と常々思ってきました。

私(注2)が最近驚いたことは、セオル号沈没を招致したと当該国が指名手配してきた兪炳彦(ユ・ビョンオン)なる人物が、「キリスト教福音浸礼会」の教祖であったことです。守銭奴、我欲の固まり、自己・血縁者のみの利得(中韓特有の宗族)第一主義・・・と国内外で評されたきた人物ですよね。これが「キリスト教」の一派をつくり、信者と献金が多数・多量に集まり(集められ)、日欧米では考えられない脱法・違法営業で巨万の富を築いてきた、ということに驚くのです。欧ではまずあり得ず、現在の米日ではオウムさながらの「カルト」指定ですね。

上記のような人物がキリスト教徒どころか基督教分派の教祖を標榜し、それが通用し、信者を集め、巨万の富を稼ぎ、挙げ句の果てに人々を死に追いやるのです。半島には、この男とその宗派に限らず、キリスト教を名乗るる宗教団体が浮塵子の如くにあると聞きます。文某の統一**もそうした性格の大団体と聞き及びます。嘗て、「半島にはキリスト教徒が多い」と学びましたが、当該宗徒の多くが上記のようなキリスト教ということのようです。欧州当地の旧・新教の来歴や日常活動に長らく接してきた者としては、非常な違和感があり、異形の宗教と感じます。

注1:私は福沢諭吉氏が創設した大学とは無関係です。
注2:私自身は仏教徒です(注3)が、旧新約聖書と各派教会の日常活動を良く知っています。
注3:四半世紀近く前に渡独した直後、当時のホストの子息(ギムナジウム2年目で11才)のレポートにつき合いました。課題は、「仏教徒は殺生を嫌う。その思想と理由について調べ、説明せよ」でした。日本のゆとり教育+客観性軽視の没論理+愚にもつかない感想文強要・・との大きな相異を知りました。また、また、11才の同君はすでに英語コミュニケーションが自在のレベルでしたが、独式専門学校~大卒者の家庭ではごく普通の状況です(親が手ほどきし、ギムナジウム前半で不自由のないレベルまで修得するとともに、第2外国語(ラテン系言語が多い)を実用レベルまで学習する)。