「嗚呼、「無難神」に憑かれし国よ」敷衍

古田博司氏の「嗚呼、「無難神」に憑かれし国よ」を読み、日本の現状を端的に言い表していると思いました。


 中露朝韓のいずれにも「無難神も円満神」もいませんし、国益第一(それが普通でしょう)の同盟国・米も日本の思うような無難神・円満神はおりません。なぜこの至極当たり前なことが日本で前提とならないのでしょうか。

 国内問題では自殺者3万人/年と、かなり凄まじい国なのに。ひょっとしたら、地域・近隣で内部エネルギーを使い果たしてしまっているのでしょうか。それで得意の近隣損得勘定すら働かなくなり、外国の近隣に対し ては国内では得られないキレイ気な国際感覚やら友愛を仮託して安らぎを見出そうというのでしょうか。


 前記事で述べた日本のTVで盛んに出てくるワイド番組のちんぴらタレントは皆この手ですよね。友人が送信してきたメールや産経WEBによると、「区民に迷彩服を見せたくなかった」として、自衛隊の防災訓練を受け入れない区、反対する「市民団体」、(TVがインタビューして選んだ)多くの市民がいるんですってね。種々の面で、非常に特異な国だと思います。ストレートに言って、狂ってると思います。普通の国になることが可能なのか、私は大きな疑問を持たざるを得ない、と思うようになっています。