管直人談義

前記の会議中、母国の大学・研究機関の同業仲間と雑談していると、再三、現政権・内閣の凄まじいばかりの酷さと今後への悪影響(例:日本の美質とされる文化を変えてしまう)を憂慮する・・といった話になりました。管氏が頼りにする(???)東工大出身の方々が「ありゃ酷い、同窓といわれると恥ずかしい」と述べていたのが印象的でした
 
更に、「彼の頃(昭和21年生まれで団塊の強烈競争世代の前夜で入試はガラガラだったそうで)は理系に秀でた特徴ある人材を入れようというので、入試(当時は全て記述式)配点は数学300、理科2教科300、英語200、国語150、社会50点といったように極端に偏っていた」そうで、「先年話題となっっていた富山の某高校のような高校教育を受けていたら、社の全部と国の一部(古文・漢文)を始めから捨てて受験するので、一般教養皆無で大卒になる可能性があった。彼はその弊害の出た一例と思う」と述べていました(その後はそういうことはないそうですが)。私は「なるほど、むべなるかな」と思った次第です。