あのルーピーの言動やら民主党の言動に”ある種の日本人”的心性を感じる、としたら言い過ぎでしょうか

「自らのローカル或いは短期的な立場や利得を獲得・確保・維持するるために、非友好者側(有り体に言えば敵側)に迎合し、またそのために本来身近な仲間(同胞)への裏切りを犯す」と言った、不可思議な言動やそれを引き起こす心性のことです。こうした人物が嘗て総理(複数)となり、あるいは官房長官等(複数)の要職を占めたのです(過去形で終われば良いのですが・・・)。国外から見ていると、あきれ果てるとともに、「和を以て尊し」とする庶民とそれを利用する政治屋の持つ日本的心性の一面ではないかと疑っています。忘れっぽく、「歴史」のごく上面しか撫でないのもその類です。今後強く自戒すべきことだと思います。

思い出すのは、学生の頃に読んだ「虜人日記(小松真一氏)」や「下級将校が見た帝国 陸軍、私の中の日本軍(山本七平氏)」の記述です。描かれている戦争中末期~敗戦直後の有様は、民主党政権のやり散らした事柄、あるいは然るべきことに対する無為無策とまさしく相似形です。米軍の捕虜となるや、彼らへの迎合を競い、米軍偵察機に同乗して日本軍側の兵力配備を「ご進講」に及んだともあります。どうです、ルーピーさんとそのご一党そのものでしょう。このような政権や政治屋を、他ならぬ日本人が期待をもって実現させ、8割もの日本人が鳩山政権を支持したのです。

ルーピーの最近の発言なんて、序の口の方でしょう。今後、冷や酒のように利いてきそう(特亜諸国等が日本の足元をすくってきそう)なのは彼が現役首相で国連でやらかした「CO225%減」の公約でしょう。日本人が忘れても、彼らにとっては格好の梃子(武器)で、忘れていませんよ。エネルギー問題全てに引っ掛かってくるでしょう。