どのように処理できるか、二人の老害・越後

小池氏は、知事になった以上、「パフォーマンスではない着実な施策実行(7/26コメント)」が求められますし、それを都民・さらに国民は要監視でしょう。
 
その「着実な施策実行」のために避けて通れないのが「老害越後屋の2名をどう扱って処理できるか」でしょう。元総理・森某と都議会のドン・内田某のことです。この2名、嘗ては「必要悪」として機能したのでしょうが、現在ではオリンピック(汚辱にまみれた国際運動会)を始めとする新旧利権に絡んで「老害」そのものとなっていることが明らかです。
 
多く上げられている都の課題の中で、防災(対震災)と安全(含対テロ)は今後最も重要なものになるでしょう。老若男女・健常者・病者の区別を問わず、多くの人々の生活と命に関わるからです。こんなことは分かり切ったことでしょうが、然るべき対処が行われてきたとは言えない状態です。
 
すでに汚辱にまみれた国際運動イベントの開催に費やせる2兆円だの3兆円だのがあるのなら、賢明な国と人々は使途を変更し、防災・安全対策に投入するでしょう。そうすれば、目的とする防災・安全に加えて、国内経済ならびに国外にも貢献して富をもたらす関連科学・技術の発展が見込まれ、そのプラス効果は広く・深く・長く国内に残るからです。
 
こうしたことを推進せず、当面のメンツと利得の確保を目的とする連中が浮塵子のようにいるのが現実です。しかし、日本と日本人とその子孫のためには、このいかがわしい方向を変えなくてはいけないでしょう。そうした場合、前に立ちはだかる連中の典型例が上記2名の「越後屋」です。
 
こうした点から、小池新知事が何をどのようにするのか、見ていくことが重要でしょう。緩急を問わず、手法詳細も問いませんが、「越後屋に象徴されること共の処理と上記課題への効果ある施策」を実行できるなら、小池氏を大きく見直します。