「MERSへの防御が非常に甘い」と見えます

前記事の追伸です。

サムスン病院の場合は「換気不良の建家での濃厚感染」とされますが、通勤・通学時間帯の都内の電車内に比べれば、比較にならないほど混み具合は低いでしょう。そのような病院で感染した人間が、各所で咳・くしゃみをし、四次感染者まで発生させているのです。

前の記事で引き合いに出したような”専門家”は、「感染していても発症していなければ、他者に感染させる能力は低い」とコメントしています。しかし、極めて曖昧な言葉で、低い/高いの定義も不明です。このコメントから唯一分かることは、、「感染力がない」とは言っていないことです。更に肝心なことは、韓国の事例を見ると、「サムソン病院やら聖母病院やらから出て、二次~四次感染を引き起こした人物の全員が発症していた」との証拠や根拠は一切示されていないことです。

こうした事情から考えると、感染者(発症者)が1名、通勤・通学時間帯の都内の電車・地下鉄等で含ウイルス飛沫をとばせばどうなるか、結果は容易に推定できます。ウイルスの拡散効率は上記病院の場合の比ではないでしょう。伝えられる報道や”専門家w”のコメントは、こうしたことを(敢えて)一切無視しています。韓国の失敗(情報発信せず隠蔽)を日本でも繰り返す気でしょうか?